不来方主将、同窓・竹内さんの美声に「鳥肌が立った」

 「選抜高校野球・開会式」(19日、甲子園球場)

 第89回選抜高校野球大会が開幕し、午前9時から開会式が行われた。

 「恋」の行進曲バージョンに乗って、出場校などが入場。21世紀枠で出場の不来方(岩手)が部員数10人で元気に大手を振って歩く姿には、この日1番ともいうべき拍手と歓声が沸いた。

 不来方の主将・小比類巻圭汰投手は開会式後、「すこし緊張しました。(人数は)少ないが、大きく見せられるように、ゆっくりと大きく行進しようと頑張りました。(大きな拍手は)ありがたかいですね。見てくれる人がいるので、その人たちの期待には応えたいとあらためて思いました」と語った。

 開会式では同じ不来方の3年生で、昨年の全日本音楽コンクール全国大会・声楽部門(高校の部)全国1位の竹内菜緒さんが国家独唱を行った。小比類巻主将は、「すごく響いて、自分も鳥肌が立った。何回も聴いていたが、やっぱり違うなと思った」と同級生の美声に誇らしげだった。

 不来方は第5日第3試合で静岡との1回戦に臨む。小比類巻主将は、「まだ時間があるので、ベストな状態で試合ができるように、見ている方々への感謝を忘れず、プレーで伝えられるように頑張ります」と話した。

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