侍・中田が勝ち越し3ラン「集中して打席に入った」 3試合連続アーチ
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「WBC・2次リーグE組、オランダ-日本」(12日、東京ドーム)
1-1の同点に追い付かれた日本は三回、中田(日本ハム)の3試合連続となるアーチで、すぐに勝ち越しに成功した。
1死から菊池が4試合連続安打となる三塁内野安打を放ち、出塁。ヘッドスライディングで一塁に飛び込むと、青木の打席では3球目に二盗を成功。得点圏に進んだ。ここで青木は三塁線を襲う内野安打で出塁。足で一、二塁のチャンスを作った。
4番・筒香は空振り三振に倒れたが、中田だ。1-1から3球目。2球続けたスライダーを狙った。フルスイングした打球は、大きな弧を描いて左翼スタンドへ。貴重な勝ち越し3ランとなった。
「チャンスで点を取ることだけを考えて、集中して打席に入りました」と中田。WBCで日本代表選手の1大会3本塁打は、第1回(2006年)の多村仁に続いて2人目。3試合連続本塁打は初となった。