侍、足を絡めた攻撃でキューバを攻略 中田二盗、坂本勇の二塁打で生還
「WBC・1次リーグB組、日本-キューバ」(7日、東京ドーム)
日本が五回、足を絡めた攻撃で追加点を奪った。
1点リードの五回1死から中田(日本ハム)が四球で出塁。続く坂本勇(巨人)の2球目に中田がまさかの二盗を決めた。昨季2盗塁だった男の意表を突く走塁で、一気に好機を広げた。
1死二塁に局面が変わった直後の3球目、坂本勇は「翔(中田)が走ったので、絶対に返してやろうとの思いで打席に入りました」と内に入ってきた直球を引っ張り、三塁線を破る適時二塁打。本塁に生還しベンチに戻った中田を、小久保監督はこの上ない笑顔で迎え入れた。



