報徳学園・永田監督を“原点”教え子が訪問 センバツ最後に勇退の名将が目を潤ます

 今センバツを最後に勇退することが決まっている高校野球の強豪、報徳学園(兵庫)の永田裕治監督(53)が4日、西宮市内の同校で、自身が監督として初めて甲子園に出場した1995年春のメンバーから表敬訪問を受けた。

 阪神・淡路大震災が起こった同年のOB12人から寄せ書き入りバットと革手袋を贈られ、同監督は「指導者としての原点のチーム。本当にうれしい」と目を潤ませた。

 校舎やグラウンドに亀裂が入るなどの被害を受けた中、甲子園では逆転勝ちで1勝。同監督は「全然練習できなかったが、選手はずっと笑顔だった。野球の楽しさを教えてくれた」と感謝する。当時の主将、西嶋章行さん(39)は、現ナインに「1勝でも多く監督に野球をやらせてあげてほしい」とエールを送っていた。

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