侍・牧田、2回を完全投球 制球力抜群で6人を料理 88キロスローカーブも披露

 「WBC強化試合、阪神-日本」(3日、京セラドーム大阪)

 WBC日本代表の2番手で登板した牧田和久投手(32)=西武=が、2回を打者6人で無安打無失点に抑えた。

 三回、3失点した武田の後を受けてマウンドに上がると、4番原口との対戦。外角のスライダーで二飛に打ち取ると、中谷は高めの直球で空振り三振に斬った。3球目に88キロのカーブを投じると、スタンドから驚きの声が上がった。

 四回も三者凡退で打ち取るなど、計21球の安定した投球を見せた。前回2月28日の台湾プロ選抜と壮行試合では、2イニングを投げて4失点と乱調。不安を残していたが「前回の反省を踏まえて、コースももちろんですが、強い球を意識した結果、本来の自分の真っすぐが投げられました」と、きっちりと修正した姿を見せた。

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