侍・菅野1日壮行試合で“最終チェック” チェンジアップ試す

 WBC日本代表の菅野智之投手(27)=巨人=が先発予定の1日・台湾プロ選抜との壮行試合で“最終チェック”を行う。本戦では第2戦の3月8日・オーストラリア戦に先発予定。本番前の実戦登板は1日が最後となる見込みで、球数は「1回で、いっても15球。何回投げるか分からないけど、1桁で終われる回を3回ぐらい作りたい」と話した。

 WBC1次リーグは65球の球数制限。1日は本戦の制限を想定しながら、投球を進めていくつもりだ。球数減対策球として使う予定なのがチェンジアップ。現状では「余裕のあるカウントで使いたい」という球種だが、1日の試合では「投手不利のカウントの、2-1、3-1とかで使えるかも見てみたい」と試投していく。

 2月27日のブルペンでは変化球のコースなどを意識。より実戦を想定した投球を行い「ある程度形になってきている」と自信を深めた。侍投手陣の軸として、満足のいく内容と結果で本番への最終実戦登板を仕上げる。

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