【ピオリア(米アリゾナ州)共同】日本ハムは4日、米アリゾナ州ピオリアでキャンプを行い、昨季新人王の高梨がブルペンで60球の投球練習を行い、初の開幕投手へ意欲を示した。右足首の故障で別メニューの調整が続く大谷が、投手としては開幕に間に合わない見通しで「誰もが目指す場所。割って入れれば一番いい」と語った。
高梨は自主トレーニングで抱いた投球フォームの違和感の修正に努めてきた。体重移動の際に三塁側を向いている時間が短くなっていた点を修正し「今日が一番良かった」と好感触を手にした。
昨季はシーズン途中から先発に定着し、10勝2敗、防御率2・38と飛躍した。