清宮のライバル、履正社・安田「夢である甲子園でのホームランを打ちたい」
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第89回選抜高校野球大会(3月19日開幕、甲子園)の選考委員会が27日、大阪市内で開かれ、出場32校が決定。履正社(大阪)は14年以来3年ぶり7度目のセンバツ出場となる。
昨秋の神宮大会で優勝しており、今大会は優勝候補として臨む。けん引するのは、プロ注目の安田尚憲内野手(2年)。高校通算45本塁打を放っており、早実・清宮にも劣らない「西の大砲」だ。
2人は昨秋の神宮大会決勝で対戦。互いに本塁打を放ち、履正社が早実を11-6で下した。
今大会は2人の対戦にも注目が集まる。「注目してもらえることはうれしい。清宮くんがいる分、向上心を持って練習できているところがある。負けないようにもっと練習して同じレベルで戦えるように頑張りたい。夢である甲子園でのホームランを打ちたい」と聖地での再現を熱望した。
履正社は前回出場した14年は、決勝で龍谷大平安(京都)に2-6で敗れて準優勝に終わった。「目標は全国制覇です」と安田。春夏通じて同校初の甲子園制覇を狙う。