大谷はメジャー427発のピアザ級 ア軍環太平洋部長が絶賛

 日本ハム・大谷翔平投手(22)が19日、千葉・鎌ケ谷2軍施設で自主トレを行い、視察に訪れた大リーグ・アストロズの大慈弥功環太平洋部長(60)から、ドジャースやメッツで活躍したマイク・ピアザ級の打撃と絶賛された。

 まだ、調整段階ながら鋭いスイングに熱い視線が注がれた。昨年9月28日のソフトバンクとの優勝決定試合以来、今年初めて“大谷詣で”に訪れた大慈弥氏は「メジャーで言ったらピアザみたいな打球というか、すごいスイングですね。打球音がビュンと伸びてくる」とうなった。

 室内練習場での打撃練習をスマホで撮影するほどの念の入れようだった大慈弥氏。現役時代のピアザを知る同氏は、メジャー通算427本塁打を誇る名プレーヤーの打撃と重ね合わせた。

 この日、大谷はネットスローを行い「まだ、フォームを固める段階でないし、いろいろ試してる段階」と言う。打撃に関しても「まだまだ」と言う中で、賛辞を受けた形だ。

 鎌ケ谷自主トレ初日の6日にもブレーブス・大屋スカウトが視察するなど既に大リーグ球団の大谷詣では始まっている。今オフにもメジャー挑戦の可能性がある二刀流のアリゾナキャンプやWBCで「OHTANI」フィーバーが湧き起こりそうな予感だ。

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