ヤクルト・高橋、同じ関西出身ドラ1左腕寺島と共闘

 ヤクルト・高橋奎二投手(19)が13日、同じ関西出身のドラフト1位・寺島(履正社)との共闘を誓った。昨季は左肩痛に苦しんだ2年目左腕。右足を高く上げるフォームで「左のライアン」と称されるセンバツV腕が復活を期す。

 龍谷大平安時代は交流がなく、寺島の入団が決まった際に知人を介してLINEを交換。今では互いの部屋を行き来する仲だ。

 この日は今年初ブルペンで捕手を立たせて30球。「違和感なく投げられました」と好感触。リハビリ中も「体幹や下半身を強化できた」と前向きに捉えた。

 「お互いが1軍で活躍できるように。自分が先を行く」とライバル心をのぞかせた。甲子園をわかせた関西左腕コンビが切磋琢磨(せっさたくま)して、神宮を盛り上げていく。

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