ＤｅＮＡのアレックス・ラミレス監督（４２）が２日、筒香嘉智外野手（２５）の三冠王に太鼓判を押した。「３冠をとるだけのポテンシャルはある。セ・リーグで一番成し遂げる可能性がある」と大きな期待を寄せた。

　今季は４４本塁打、１１０打点の２冠王。打率・３２２は３位だったハマの主砲。「本塁打のタイトルはとる打者。内野安打は難しいタイプ。あとは四球をもっと多くとれれば、打率もチャンスが出てくる」と話した。

　指揮官は今季も引き続き、主将に指名。「彼のリーダーシップには素晴らしいものがある。調子が悪く、結果が出ない時もチームを集めてミーティングをしていた。ポジティブに、モチベーションを与えてくれる。若くしてあれだけできる選手はいない」と絶大な信頼を置いた。

　１２月初旬には、主砲と会食の席を設けた。「感謝の気持ちを伝えた」と振り返る。三冠王の期待がかかるプレー面で、主将としての精神面で、頂点奪取に導いてくれると信じている。