巨人ドラ1吉川、元気印になる 開幕1軍猛アピールへ!ムネリンパワーもらった

 巨人のドラフト1位・吉川尚輝内野手(21)=中京学院大=が16日、1年目から“Gの元気印”になることを誓った。岐阜市内で米大リーグ・カブスからFAとなった川崎宗則内野手(35)が参加したシンポジウムに登場。ステージでの共演は果たせなかったが「川崎選手のように声を出すのは必要なこと。アピールの一つになると思う」と意気込みを示した。

 1年目らしく、元気を前面に出して開幕1軍に挑む。シンポジウム前の控室。吉川尚は“憧れの人”の川崎と初対面した。握手を交わし「頑張れよ」と短く激励されたルーキーは「一ファンとして心臓バクバクでした」と振り返りつつ、その“声”を自らも踏襲していく意を強くした。

 川崎はソフトバンク時代、当時の王監督から「元気印」と評されたムードメーカー。ベンチでもグラウンドでもチームを鼓舞してきた。「僕も1年目から元気を出していきたい。声を出すのはアピールの一つになる」と吉川尚。プレーだけでなく、ベンチでも積極的に存在感を示す。

 吉川尚の意思を伝え聞いた川崎も、プロの門をたたいた“金の卵”にエールを送った。「環境が変わって不安が大きいと思うけど大丈夫」とし、「腹筋から声を出していれば、監督、コーチも『こいつ元気があるな』と見てくれるかもしれないしね」とその姿勢を後押しした。

 巨人は今オフ、空前の大型補強を敢行。その報道を目にし、吉川尚は「来年は絶対に優勝しなければいけないと思ったし、巨人にしかできない補強だと感じた」と身震いした。補強はすなわち、レギュラー争いの激化を意味するが「開幕1軍を目指す」ときっぱり。腹からの声でアピールし、その目標に突っ走る。

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