中日・山井が新人に「適当」のススメ 張り切りすぎるとケガ

 中日の山井大介投手(38)が10日、新入団選手6人に向けて「適当のススメ」を説いた。新人たちに贈る長い選手生命の秘けつを問われ「誤解を生む言い方かもしれないけど、『適当にやれ』と言いたい」と語った。

 決していいかげんにやれという意味ではない。「適当」とは、本来物事の程度がちょうどよいことを意味する。山井の意図も、もちろんそうだ。

 「1年目で張り切りすぎると、まず2月のキャンプでケガをするので、慎重に入ってほしい。1回ケガをすると、プロの世界では後にまとわりつく。『あいつケガばかりやな』となる。自分の体を大事にすること」

 この日は豊田市内でファンイベントに参加。トークショーでは「なりたい選手」にOBの山本昌広さんを挙げ、50歳までの現役続行へ意気込んでいた。

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