ソフトバンク・摂津 先発も救援も…来季は「二段構え」で臨む

 今季まで5年連続で開幕投手を務めたソフトバンクの摂津正投手(34)が9日、来季は先発と救援の「二段構え」で臨む考えを明かした。この日はヤフオクドーム内で契約交渉に臨み、3年契約の来季2年目を現状維持の年俸4億円プラス出来高払いでサインした。

 会見での摂津の第一声は「悔しい1年」だった。7試合で2勝、防御率5・59は、いずれも自己ワースト。栄誉ある開幕投手を任されながら不調に陥り、ほとんど戦力になれなかった。

 結果がすべての世界。「先発の枠を勝ち取れるように頑張る」と前置きした上で、こう続けた。「チームのこともある。必要なポジションでやっていければいいんじゃないか。与えられたところで投げることが一番」。来季は先発だけでなく、救援での貢献も選択肢とした。

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