日本ハム・栗山監督に正力賞「来年は今年以上に大きな手を打つ」 球団初の受賞
プロ野球の発展に大きく貢献した人物に贈られる正力松太郎賞の選考委員会が17日、都内で行われ、チームを10年ぶりの日本一へ導いた日本ハム・栗山英樹監督(55)の受賞が決まった。日本ハムの同賞受賞は初となる。
選考委員会の座長を務めるソフトバンク・王貞治球団会長は「少数精鋭のチーム構成の中で、チームを掌握し、また選手の力量を理解して試合に生かしていた。土台を積み上げ、結果につなげた。栗山監督の手腕、指導力というのを高く評価するべきという結論に達した」と説明した。
選考委員会の中では日本ハム・大谷や、広島・黒田の名前も挙がったが、最終的には満場一致で栗山監督の受賞が決定した。
その後、会見に臨んだ栗山監督は「僕がというのではなく、球団全体でいただいた賞と捉えている。勝ち続けていくのが難しいのは、どの世界も一緒。大胆に、来年は今年以上に大きな手を打っていきます」と喜びと今後への抱負を語った。





