ソフトバンク・工藤監督、川崎にラブコール「ぜひうちにという思い」

 ソフトバンク・工藤公康監督(53)が14日、カブスをFAとなった川崎宗則内野手(35)の6年ぶりのチーム復帰を熱望した。ここ数年、球団が動いてきた川崎の獲得について工藤監督が言及したのは初めてで、本人の決断に注目が集まりそうだ。

 秋の宮崎で精力的に動いている工藤監督が熱烈なラブコールを送った。「日本に戻る気持ちがあるなら、ぜひうちにという思い」。自らの考えを初めて明言した上で「気持ちが揺れているなら」と電話での直接アタックも辞さない構えを見せた。

 「内野が手薄ということもあるし、何より、彼の持つ明るいキャラクターがチームにいい影響を与えると思っている」と指揮官。川崎の獲得については球団も一枚岩で、在籍時の背番号「52」は空けたままになっている。

 ただ、カブスが再契約に前向きな姿勢を見せており、米国で夢を追い続ける可能性も否定できない。川崎の去就に大きな注目が集まる。

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