西武は5日、辻発彦新監督の下、宮崎県日南市で秋季キャンプを開始した。辻監督は早出練習から午後の個別練習後のランニングまで約7時間、グラウンドを動き回って選手に積極的に声をかけ、熱心に指導した。初日の選手の動きに「良かったんじゃないかな。投内連係もだいぶぴりっとしてきた」と満足そうだった。
ブルペンでは渡辺シニアディレクターや西口2軍投手コーチらとともに投球練習を見守った。高橋光や多和田ら期待の若手に対し「打者からしたら、制球がいい方が攻めやすい。甘くなっても腕を振ってくる方が嫌だった」と攻めの投球を要望した。