阪神の金本知憲監督が5日、大阪市内の阪神電鉄本社で、坂井信也オーナーにシーズン終了を報告し、3年契約の2年目となる来季へ「育てながら強くするという方針はぶれずにやっていく。まだ花は咲いていないけど、芽は出てきたのかなという思いはある」と手応えを胸に決意を新たにした。
4年ぶりにAクラス入りを逃して4位に終わった今季は、起用法に苦心するなど「非常に苦しく、つらい、我慢」の就任1年目だったという。ただ新人の高山に北條、岩貞らが台頭し「だいぶ若手が育ってきたので、すごく楽しいシーズンでもあった」と振り返った。