プロ野球西武の新監督に球団OBで今季は中日で作戦兼守備コーチを務めた辻発彦氏(57)の就任が決まったことが2日、球団関係者への取材で分かった。3日午後に埼玉県所沢市内で記者会見を行う。
辻氏は佐賀東高から日本通運を経て1984年に西武に入団。93年に首位打者を獲得し、二塁手として8度のゴールデングラブ賞に輝くなど黄金期の主力選手だった。99年に引退しヤクルト、横浜(現DeNA)、中日でコーチを務めた。
今季リーグワーストの101失策を記録した守備を立て直すためにも、元名内野手でコーチとしても厳しい指導に定評のある辻氏に監督就任を要請していた。