大阪桐蔭・根尾が公式戦初アーチ 注目のマルチ才能1年生
3枚
「秋季高校野球大阪大会・4回戦、大阪桐蔭3-2大阪偕星学園」(1日・舞洲ベースボールスタジアム)
大阪桐蔭の根尾昂外野手(1年)が、代打で登場した六回無死走者無しの場面で左中間へ公式戦1号となる勝ち越しアーチを放った。試合は大阪桐蔭が3-2で大阪偕星学園に勝利した。
1-1で迎えた六回、1ボールからの2球目だった。やや外よりの浮いたストレートを完ぺきに捉えると、打球はグングン伸びて左中間最深部のスタンドへ飛び込んでいった。
岐阜・飛騨高山ボーイズ時代から野球、アルペンスキー、学業といずれの分野でもトップクラスだったことから大きな注目を浴び、今夏は藤原恭大外野手(1年)とともに新入生ながらベンチ入りを果たした根尾。新チーム発足後はベンチスタートで、初戦の和泉戦には代打で出場。空振り三振に倒れていた。