巨人・阿部、12年ぶり5安打に「まぐれです」 今季阪神戦・525

ハイタッチでナインを迎える巨人・田口麗斗ら巨人ナイン=甲子園(撮影・飯室逸平)
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 「阪神2-3巨人」(7日、甲子園球場)

 巨人・阿部慎之助捕手(37)が「4番・一塁」で先発し、5打数5安打、2打点と大暴れしている。猛打賞は今季4度目で、1試合5安打は自身12年ぶり。

 今季の阪神戦は40打数21安打、打率・525。虎キラーぶりを発揮した4番は「まぐれです。先制点を取れたことが大きかった」と、笑みを浮かべた。

 一回2死二塁。メッセンジャーが初球に投じたカーブを振り抜き、先制の右翼線適時二塁打。「変化球のイメージもあったので、初球からちゃんと対応できたんだと思います。まず先制点を取れたので良かったです」とコメントした。

 この日の2打席目、1-0の三回2死三塁では、中前適時打を放ち貴重な追加点。3打席目だった五回1死一塁では外角低めのフォークにうまく合わせ、左前打を放った。

 第3打席までは、試合前まで今季8打数4安打と好相性のメッセンジャーから放った安打で、この日も“メッセキラー”をさく裂させた。

 メッセンジャー降板後の第4打席にも高橋から、この日4本目となる安打を放った。さらに、九回の第5打席でも金田から右前打を放ち5打数5安打とした。

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