ドラ1候補の寺島、日米12球団スカウト前で13K

力投し大体大浪商を完封した履正社・寺島成輝=舞洲(撮影・山口登)
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 「高校野球大阪大会・5回戦 履正社2-0大体大浪商」(27日・舞洲ベースボールスタジアム)

 履正社のドラフト1位候補・寺島成輝投手(3年)が、大体大浪商戦に先発。日米12球団のスカウトが視察する中、3安打完封、13奪三振の快投で8強へ進出した。

 立ち上がりからキレのいい直球で、大体大浪商打線を寄せ付けなかった左腕。奪った三振13個のうち、実に12個がストレート。残り1個も140キロのカットボールと、完全に高校生レベルを超越していた。

 ストレートはアベレージで143から144キロ。三振を狙った場合は145から146キロを連発した。最後は2死二、三塁のピンチを招いたが、内角直球で中飛にねじ伏せた。終了直後には珍しくど派手なガッツポーズを見せ「0点にはこだわっていたので、良い感じで投げることが出来ました。今大会では今日が一番(のデキ)」と充実の表情で振り返っていた。

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