コリジョン後半戦から見直しも 新基準12球団に説明、理解得られれば

 日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長(58)は7日、危険な衝突を禁止するために今季から導入したコリジョンルールに関して、セ・パ両リーグの統括と友寄審判長らが12球団を巡り、各球団の監督、コーチらに運用方法の新基準を説明することを明かした。

 前半戦が終了する13日までに説明を終え、早ければ球宴第2戦が行われる16日に規則委員会を開催。各球団から新基準への理解を得られれば、後半戦からの運用見直し実施となる可能性が出てきた。

 NPBは衝突の有無などに重点を置いた見直し案を検討。だが、4日の実行委員会でシーズン中の見直しに慎重な意見も出たため再検討となった。井原事務局長は「ルールをよりいいものにしていくには運用基準も分かりやすくしないといけない。その作業を進めている」と説明した。

 この日の日本プロ野球選手会との事務折衝でも新基準について説明が行われ、選手会は15日の臨時大会で議論の予定。今後は監督、選手らの理解が得られるかが焦点となる。

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