ハム大谷月間MVPも“二刀流”目指す!栗山監督が野手でも獲得指令

 プロ野球セ・パ両リーグは6日、6月度「日本生命月間MVP賞」を発表した。セの投手部門は球団32年ぶりの11連勝に貢献した広島・野村祐輔投手(27)が初受賞。打者部門はヤクルト・山田哲人内野手(23)が5度目の受賞。5度目の受賞はラミレス(現DeNA監督)と並び球団タイ記録。パの投手部門は日本ハム・大谷翔平投手(22)が2度目の受賞。打者部門はロッテ・田村龍弘捕手(22)が初受賞。パ捕手の月間MVP受賞は、04年の城島(ダイエー)以来。球団では92年の青柳以来となった。

 昨年3、4月度以来、投手で2度目の受賞となった大谷が、次なる狙いに野手での受賞を定めた。「どの試合もすごく活躍できてうれしい。試合でやりたいことができた」と喜びをかみ締めた大谷。野手での獲得意欲を問われ「出場数が足りないので難しいかもしれないけど、それくらいの活躍ができればチームも上にいける」と色気を見せた。

 常々、投打両面で結果を残せとゲキを飛ばす栗山監督も、野手での月間MVP獲得指令を出した。「2つで獲ってほしいよ。打席の半分でホームラン打ったら獲れるよね」。6月は4試合に先発して無傷の4勝。野手としては34打数9安打、打率・265、本塁打ゼロだったが、今後のアーチ量産は可能とみている。

 次回10日のロッテ戦が前半戦最後の登板となる見込み。「首位との差が縮まってきている。一試合一試合、大事にして頑張りたい」と大谷。大車輪の活躍を果たし、史上初となる投打での月間MVP獲得を狙う。

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