ハム連敗…自力V消滅危機大谷が救う

 「交流戦、中日3-2日本ハム」(18日、ナゴヤドーム)

 日本ハムは前日と同じ5安打。貧打で、中日に連敗を喫した栗山英樹監督は「点を取ってあげられなかった。勝負どころで結果を出せないのは、我々に力がないということ。しっかりやりたい」と唇をかんだ。

 先発大野に三回までパーフェクトに抑えられた。1点を追う五回は、2死満塁の好機で中島が11球粘って押し出し四球を選ぶも、次打者の陽岱鋼が三ゴロ。主砲の中田もこの日は4打数無安打とブレーキだ。

 19日の3戦目は大谷が先発。指名打者制のない敵地で、リアル二刀流での連敗ストッパーを託された。ソフトバンクが勝利し、日本ハムが敗れれば日本ハムの自力Vが消滅する。負けられない試合を前に背番号11は「大事な試合になる。一人一人しっかり抑えていきたい」と決意。投打でチームを救うつもりだ。

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