SB和田トップ8勝 6年ぶり神宮で粘投
「交流戦、ヤクルト4-6ソフトバンク」(15日、神宮球場)
「いいピッチングをしたい」と10年5月15日以来、6年ぶりに立った神宮のマウンド。ソフトバンクの和田が七回途中2失点と何とか試合を作り、リーグ単独トップの8勝目を挙げた。
前半は、粘りの投球。三回2死満塁の窮地ではバレンティンを内角速球で空振り三振に仕留め、四、五回を三者凡退に封じた。六回に山田に低めの変化球をバックスクリーンへソロ被弾。七回を投げきれず、124球で中継ぎ陣に託した。
神宮は東京六大学リーグで活躍した早大時代にプレーした思い出の地。登板を心待ちにしていた。球数が100球を超えるあたりから打たれることが多く、フォームの修正に取り組むなど試行錯誤してきたが今後も課題となりそうだ。