楽天オコエの途中出場は「つぐない…」

 「楽天1-7ロッテ」(12日、コボスタ宮城)

 劣勢の七回2死満塁の場面で、楽天のドラフト1位・オコエ瑠偉外野手(関東第一)が中堅の守備に就いた。イニング途中の投入に、梨田監督は「球場の雰囲気を変えたかった?そうだね。平日の昼間に来てもらって、せめてものファンサービス。つぐないです」と振り返った。

 指揮官は、ルーキーの成長を感じ取っていた。八回の打席では、二木の前に空振り三振。スピードガンの数字以上に伸びのある137キロの直球に屈したオコエは、「下半身が使えていない」と猛省した。だが、梨田監督は「スイングが良くなっている。タイミングの合わない球はファウルにしたり、というところもね」と評した。「明日(13日)からの(1、2軍での)親子ゲームで何打席か立ってしっかり振れれば、期待できる」と光を見いだしていた。

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