創価大・田中12K開幕星!六回まで完全

 「東京新大学リーグ、創価大8-3杏林大」(5日、大宮公園)

 今秋ドラフトの目玉、創価大・田中正義投手(4年・創価)が、今季開幕戦に先発し、4安打3失点、12奪三振で完投勝利を挙げた。最速152キロを計測し、六回まで完全投球。七回に味方の失策もあって、リーグ戦では昨春以来57イニングぶりの失点を喫したが「チームが勝てればいい」と、意に介さなかった。

 完投が最大の収穫だ。2月上旬に生じた右肩違和感の影響で、オープン戦では7回が最長だった。岸雅司監督(60)から八回に続投の可否を問われると「行かせて下さい」と即答。九回にも2失点したが、指揮官は「肩のスタミナはもう少し時間がかかる。完投させるのは大きな目的だった」とうなずいた。

 ネット裏には12球団47人のスカウトが集結。阪神・和田SAは「直球は今でも通用する」とし、藤浪や大谷と同年齢の逸材を「これから上がってくれば、それに近いものになってくる」と絶賛した。

 「今日完投できたのはすごく意味があること」と田中。目標の大学日本一へ、一段ずつ階段を上がっていく。

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