清原容疑者 覚せい剤使用容疑で再逮捕へ
覚せい剤を所持していたとして元プロ野球選手の清原和博容疑者(48)が逮捕された事件で、警視庁が覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで、23日に清原容疑者を再逮捕する方針を固めたことが22日、捜査関係者への取材で分かった。
捜査関係者によると、清原容疑者は東京都内などで覚せい剤を使った疑いが持たれている。警視庁は2日夜、東京都港区の自宅マンションを家宅捜索し、覚せい剤取締法違反(所持)容疑で清原容疑者を現行犯逮捕していた。
清原容疑者はこれまでの調べに所持容疑を認めた上で「腕に注射したり、ガラスパイプであぶって吸ったりしていた」と使用も認める供述をし、尿鑑定で陽性反応が出ていた。
覚せい剤については「1月31日夜に群馬県太田市のコンビニ駐車場で覚せい剤約0・2グラムを4万円で買った」と供述する一方、入手先は明かしていない。
警視庁は清原容疑者に譲渡した疑いで密売人とみられる小林和之容疑者(45)を逮捕している。2人は過去に何度か群馬、栃木両県で接触しており、警視庁は売買を繰り返していたとみている。