三浦De5周年で5時50分起床&55球
「DeNA春季キャンプ」(1日、宜野湾)
現役最年長となった三浦大輔投手(41)が、チーム一番乗りでブルペン入り。右端の定位置で、黙々と投げ込んだ。「今年も2月1日にブルペンに入れて、いいスタートが切れたと思う」と話した。
“5”にこだわった。5時50分に起床し、夜明け前に散歩に出た。今年初めて捕手を座らせて投げた球数は55だった。「気を使いました。球団創設5周年のスタートなので、そこで止めておきました」と振り返った。
ラミレス監督もベテランの姿勢に目を細める。「人としてプロフェッショナル。野球に関しても真面目。若い選手も敬意を持って、三浦さんのメンタリティーを共有してほしい」と“生きた教科書”に期待をかける。
「球が遅いのに、余計遅く見られる」と調整段階の球筋には照れ笑い。例年、キャンプではチーム最多の球数を投げ込む。「2000球は超えると思います」と投げ込んでフォームを作り上げる方針。球界の“レジェンド番長”は衰え知らずだ。