巨人の新外国人、ギャレット・ジョーンズ外野手（３４）が２８日、都内の球団事務所で入団会見を行った。メジャー通算１２２発を誇る左の大砲は「絶えず準備をしっかりして集中してやれれば、おのずと数字がついてくる」と意気込みを示し、本拠地・東京ドームの看板直撃弾にも意欲を見せた。

　これまでの自身の最長弾は「約１５０メートルかな。１回だけだけどね」と振り返り、看板弾は賞金が出ることを知ると「挑戦したいね」とニヤリ。会見に同席した高橋監督も「打力に期待している。（クルーズと）２人で引っ張ってくれたらありがたい」と頼もしげに新助っ人を見やった。

　会見前にはジャイアンツ球場を訪問。室内練習場に姿を見せると打撃練習を志願。打撃投手を相手に計７８スイング、鋭い打球を左右に打ち分けた。「感触がすごく良かった。準備万端だよ」と声を弾ませた大砲。練習後には率先して球拾いを行うなど、早くも優良助っ人の予感を漂わせていた。