ヤクルト・真中満監督(45)が15日、ウラディミール・バレンティン外野手(31)に今季の全試合出場を求めた。「故障せずに1年間、フルに出るくらいのつもりでやってほしい」と話した。
昨季は15試合の出場で1本塁打と不本意だった。おととし10月に受けた左アキレスけん手術の影響で出遅れ、4月に左太もも肉離れで離脱と、故障に苦しんだ。コンディションを整え、“60発男”の完全復活を望んでいる。
バレンティンは今月下旬に来日予定で「報告ではやる気に満ちている、ということだった。本人も期するものがあると思う」。連覇と日本一奪取を目指す中、指揮官の主砲に対する期待は、とてつもなく大きい。