ヤクルト雄平 スイング速度で中田超え

 ヤクルト・雄平外野手(31)が23日、神宮室内練習場で、契約するミズノ社製のスイング解析器「スイングトレーサー」で計測を行い、最速で時速169・3キロのスイングスピードをマークした。これは、日本ハム・中田を含む契約プロ16人で最速。データを元に、初めてバットモデルを変更する予定で「(中田超えは)狙ってました。めちゃめちゃうれしい。来季はキャリアハイを目指したい」と力を込めた。

 同器はグリップエンドにセンサーを付けて打撃練習し、ヘッドスピードの他ヘッド角度、スイング軌道など8項目を数値化するもの。16選手の最速は中田の166・9キロだった。

 今回の計測は、バット選びが目的。6年前に野手転向した時、身近な安打製造機・青木宣親(現マリナーズ)のモデルでバットを作った。だが、何度か「タイプが違うんじゃないか」と指摘され、今季思うような成績が残せなかったことで、モデルチェンジを決断。ヘッドを効かせて飛距離が伸びるよう、グリップを細く、重心をミドルバランスからトップ気味に変更し、DeNA・梶谷かロッテ・鈴木大地と同形に落ち着きそうだ。

 この日室内に現れた青木に「青木さんから卒業します」と宣言。新兵器で、打率3割1分6厘、23本塁打、90打点をマークした昨年の自分超えを誓った。

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