前阪神コーチ八木氏 母校に協力したい
プロ野球経験者が大学、高校の指導者になるためのアマ側の資格回復研修会が12日、都内で始まり、今季まで阪神でコーチを務めた八木裕氏(50)、元中日球団代表の井手峻氏(71)ら、プロ側の研修を受講した119人が出席した。
1日目は、体罰の禁止など7項目、約6時間の講義が行われた。「勉強になった」と感想を話した八木氏は、常任での指導は「まだ考えていない」と否定しつつ「もし要請があれば、母校(岡山東商)に協力したい」と、希望を口にした。東大OBの井手氏は「今は母校のグラウンドに立ったりするのがダメなので、そういうことができるように」と、受講理由を明かした。
研修会は13日も行われ、その後の適性審査で認定されれば、資格を回復する。