ＤｅＮＡのアレックス・ラミレス監督（４１）が１２日、成田空港から米フロリダ州パームビーチに出発した。主目的はバカンス。だが「タンパにいるエレラ、マイアミにいるモスコーソに会いにいく」と同じフロリダ州内に滞在する２投手と面談する考えを明かした。

　「来年は重要な１年になる。２人には大きな期待をしているし、頼りにしている、と伝えたい。しっかり準備して、キャンプに入ってほしい。練習を始めていただければ」

　ただの顔合わせではなく、２人に自主トレの必要性を説くつもりだ。「ロマックには数日前に電話したよ。ロペスにも電話しようと思う」。地理的に会えない２人の野手にも同様の思いを伝える。

　バカンス先には球団に用意させた各種データも持参する。「例えばどのピッチャーをどこに当てるか、構想を練ることができればね」とニヤリ。「筒香に会いにいくことも考えている」とドミニカウインターリーグを視察する考えもある。年内には日本に戻る予定だが、大忙しのバカンスになりそうだ。