巨人・久保社長謝罪「野球史汚した」

 巨人・久保博球団社長(66)は21日、新たに笠原将生投手(24)と松本竜也投手(22)の野球賭博行為への関与が発覚したことを受け、都内の読売新聞東京本社で会見した。

 調査委員会の発表後、球団は笠原と松本竜を事情聴取。事実を認めたため、両選手を告発した。久保社長は「野球史を汚すような選手を出し、プロ野球ファンの皆様、関係者の皆様に深くおわび致します」と謝罪した。

 5日にこの問題を公表後、球団は笠原や松本竜を含めた全選手に対し、賭博行為への関与についてヒアリングを行ってきた。両選手とも虚偽の報告をしていたことで、球団の調査が不十分だったことも浮かび上がるが、会見に同席した森田法務部長は「そのような批判が出てくるのは当然」と頭を下げた。

 この日から、松本竜も謹慎処分となった。3選手を解雇するかについて、久保社長は「それを含めてとしか、今は言えない」と語るにとどめた。

 球界の信頼を失墜させる不祥事。捜査関係者によると、巨人から相談を受けている警視庁は事実関係を確認する方針だという。経営側の責任ついて問われた久保社長は「球団としての責任、経営責任というものも感じております。コミッショナー、調査委員会からの最終報告があって、かつコミッショナーのご判断、処分を待って考えたい」と、沈痛の表情を浮かべた。

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