予告先発なしヤ!真中監督「必要ない」

 最終決戦はルール通りに戦う。17日に巨人を下してCSを初めて突破したヤクルトは18日、休養に充てた。真中満監督(44)は、14年ぶりに出場する日本シリーズ(24日開幕)では、予告先発の採用を提案しない考えを示した。

 日本シリーズに予告先発は採用されていないが、過去2年は両軍の監督が合意して採用されている。このことについて、真中監督は「うちはやる必要はない。今のところ、ルールにのっとって戦えばいいと思っている」と話した。

 ソフトバンクは武田、中田、スタンリッジら先発ローテは右投げばかり。一方のヤクルトも右腕がほとんどだが、勝ち頭の左腕・石川、右腕だが下手投げの山中ら、タイプの異なる投手がいる。

 その現状を踏まえ、指揮官は「うちの方が読みやすいので、そこをわざわざ正々堂々とすることはないと思う」と説明した。ソフトバンクからの提案はあるのか。23日の監督会議に注目だ。

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