日本ハム大谷 CSへ万全調整を強調
日本ハム・大谷翔平投手(21)が2日、札幌ドームでシート打撃に登板。先発が濃厚なCSファーストS初戦に向け万全を強調した。
ファーストSの舞台となる札幌ドームのマウンドで、全球種を投じた。打者11人に対し40球を投げ、打たれた安打は6本。杉谷、岡に連続で中前打を打たれるシーンもあったが、最後は近藤を伸びのある直球で空振り三振に仕留めた。「このままいってもいいくらい。特に修正するところはないです」と言い切った。
CS初戦まで、実戦形式の投球はこの日が最後になる可能性がでてきた。栗山監督は「(タイトルを)取らせてあげたいのもある。投げるかは状況次第」と説明したが、防御率、勝ち星、勝率の3冠は決定的なこともあり、レギュラーシーズンでは登板せず、この日から中7日で10日のCS初戦に投げることも想定している。
大谷は「中何日とか気にするタイプではないので、特に変えることはない」と冷静そのもの。15勝を挙げた実力をポストシーズンでも発揮するだけだ。