巨人・菅野フル回転 原監督「余裕ない」
巨人・原辰徳監督(57)が1日、菅野智之投手(25)に対し、フル回転指令を出した。先発予定だったヤクルト戦(富山)が雨天中止。指揮官は菅野の次回登板日について「休ませるわけにはいかない。(登板順を)一回、飛ばそうなんて余裕もない」と、エースへの期待感を示した。
富山での一戦は、後6時50分に中止が決定。中止決定の直前には、一塁ベンチ裏で首脳陣がミーティング。今後に向けて、先発陣の登板日について話し合った。2日のヤクルト戦(金沢)は予定通りポレダが先発。菅野はスライド登板せず、4日のDeNA戦(横浜)での先発が有力となった。
原監督が重要視しているのは、8日からの阪神3連戦。疲労蓄積の影響で2軍調整中のマイコラス、虎キラーのポレダ、さらにDeNA戦を経て中5日で菅野を投入する可能性が高くなった。
V4実現へ、大きな期待を背負う菅野。次回登板に向けて「しっかり準備をして投げられるように頑張りたい」と決意した。