原巨人連敗…九回痛恨走塁ミスで併殺

 「中日3-2巨人」(16日、ナゴド)

 絶好機が思わぬ形でつぶれた。2-3の九回無死二、三塁、巨人・橋本の打球は平凡な一ゴロ。三走の鈴木は挟まれ、三塁ベース付近でタッチアウト。ところが、三塁に到達していたはずの二走の立岡が二塁に引き返そうと塁を離れタッチアウト。併殺でチャンスが一瞬でしぼんだ。

 普通なら立岡が三塁に達し、1死二、三塁の場面をつくるケース。同点、逆転機は残せたはずだ。試合後、三塁コーチの勝呂内野守備走塁コーチが立岡に二塁へ戻るように指示していたことが判明。「全部含めてオレの判断ミス」と語った。同コーチの意思がうまく伝わらなかったというが「立岡に非はない」と最後まで責任を背負った。

 指示の意図について同コーチは「詳細は言えない」と多くを語らなかったが、敗戦という結果につながったのは言うまでもない。原監督は「いい形をつくりましたが…」と痛恨の表情。18日からは首位・阪神との3連戦。「万全の準備をして戦いに挑みます」。悪い流れは好転するのか。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス