DeNA自力V消滅…キヨシ「力負け」
「巨人2-1DeNA」(11日、東京ド)
DeNAは最終回の反撃もあと一歩及ばず3連敗。自力優勝の可能性が消滅した。打線がマイコラスの前にロペスの17号ソロによる1点のみに抑え込まれ、7回2失点の粘りを見せたエース久保を援護できなかった。
1-2で迎えた九回1死、乙坂が中堅へ三塁打を放って一打同点の好機をつくった。しかし代打・井手が見逃し三振、梶谷が中飛に倒れて万事休す。中畑監督は「最後にワンチャンスをつくって、それで見逃しではね。あれが今日の負け試合のすべてかな」と唇をかんだ。
完投を許したマイコラスに対しては「彼をとらえきれない悔しさが残るけど、いろいろ工夫しながらやった結果だから。力負けしたなと。確かにいい投手だけどね」と脱帽するしかなかった。
自力優勝の可能性が消滅したが、指揮官は「そう言う話題が出てくるころだろうな。それがどうしたという世界だよ。前を向いていきます」ときっぱり。まだまだ気持ちは切れていない。