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花咲徳栄・高橋は埼玉のドクターK

 100周年を迎えた全国高校野球選手権大会が、いよいよ6日に甲子園球場で開幕する。全国的には無名ながら、ブレークの可能性を秘めた聖地初登場の逸材を、デイリー高校野球取材班がピックアップした。

 見る者をワクワクさせる怪腕が、激戦区から聖地のマウンドに乗り込む。花咲徳栄(埼玉)の2年生左腕・高橋昂也投手は、今夏県大会で“埼玉のドクターK”と呼ぶにふさわしい投球を披露した。

 全7試合で救援登板。守護神として4年ぶりの優勝に大きく貢献した。大半が140キロを超える直球は、2年生ながら最速143キロ。落差のあるフォークとのコンビネーションを武器に、16回2/3で24個と、三振の山を積み上げた。奪三振率は12・96。決勝でも九回2死満塁のピンチで登場。見逃し三振を奪い、胴上げ投手となった。

 中3夏のシニア北関東大会では、五回コールド勝ちした試合の15アウトをすべて三振で奪った逸話も持つ。岩井隆監督(45)は「接戦に持ち込んで高橋で抑えるのがウチの形。走者がいる場面で三振が取れる」と、全幅の信頼を置く。

 179センチ、81キロと、体格にも恵まれた速球派左腕は貴重。プロのスカウト陣からも「来年のドラフト候補になるのは間違いない」と、すでに注目を集める。制球などに残る課題は、伸びしろの大きさでもある。

 「雲の上の存在だった」という甲子園。あこがれの選手である松井裕樹(楽天)は2年生の夏、球史に残る三振ショーを繰り広げた。「速球でどんどん押していく投球がしたい」。今度は高橋がマンモスに熱狂を呼ぶ。

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