大谷ワースト7失点…七回に突如乱調
「ソフトバンク7-2日本ハム」(4日、ヤフオク)
首位ソフトバンクとの直接対決初戦。満を持して中10日で先発した日本ハム・大谷だったが、七回途中でKOされた。被安打9、失点7はともに自己ワーストタイ。6月6日の阪神戦以来となる2敗目を喫した。悔やむのは七回の投球。「あの回だけ。しっかりいけばよかった」と唇をかみしめた。
立ち上がりから最速159キロの直球に最遅107キロのカーブを有効に織り交ぜた。四回まで毎回の9奪三振、六回まで2失点と力投したが、味方が同点に追いついた直後の七回に突如崩れる。四球、連打で無死満塁。このピンチで今宮に痛打された。この回浴びた5本の安打は全て単打。「ちょこちょこ当てられた」と悔しがった。
自己最多12勝目はお預け。エースでも強力鷹打線を止められなかった。