“レジェンド”鳥羽は正座でスタート
「高校野球、甲子園見学会」(1日、甲子園)
1915年の第1回全国中等学校優勝野球大会の優勝校、京都二中の流れをくむ鳥羽ナインも、聖地に登場した。まず、三塁側ベンチ前に全員が正座。グラウンドに手をつき深々と礼をしてからグラウンドの見学がスタートした。「座礼」は昨秋の新チームから練習前に毎日続けてきた習慣で、主将の梅谷成悟捕手(3年)は「重心を落として息を抜くことで、いいパフォーマンスができる」と説明した。
ユニホームの左袖には、京都二中の胸ロゴと同じ「KSMS(Kyoto Second Middle School)」の刺しゅうが入った。「OBの方からはユニホームに魂が入ったと喜んでいただいた」と山田知也監督(39)は語っていた。