今秋ドラ1候補・明大高山がマルチ

 「オープン戦、大学日本代表2-2東京ガス」(21日、平塚)

 ユニバーシアード競技大会(7月6~11日、韓国・光州)に出場する大学日本代表が21日、平塚市内で東京ガスとオープン戦を行った。今秋ドラフト1位候補の明大・高山俊外野手(4年・日大三)は「2番・中堅」でフル出場して2安打。神奈川大・浜口遥大投手(3年・三養基)が2回無失点と好投した。

 2番に入った高山が新境地を開拓した。初回の遊撃内野安打、九回の中前打と“安打製造機”ぶりはそのままに、つなぎの打撃も強く意識して結果を出した。

 「あの打席が一番よかった」と振り返ったのは、七回無死二塁の場面だ。「普段なら(逆らわず)ヒットを打ちにいく」という外角球を強引に引っ張り、右邪飛。タッチアップで走者を進め、2点目を演出した。各校の主軸がそろう日本代表。だからこそ、明大で1番を務める時と異なるスタイルを取った。

 視察した7球団のスカウトの前で、打者としての懐の広さをアピールした高山は「2番は難しいけど、幅が広がる」と納得の表情。日の丸を背負って大会に臨むのは初めてとあって「責任を感じる。役割を果たして金メダルを取れたらいい」と、決意を口にした。

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