オリ比嘉1軍合流!昇格は状態を見て
右肩故障で2軍調整中のオリックス・比嘉幹貴投手(32)が17日の全体練習から1軍に合流することが15日、分かった。首脳陣が「昇格するかは別として、状態を見て本人と話をする」と明かした。
昨年は62試合に登板して防御率0・79と救援陣の一角を担った右腕。セットアッパーとしてパ・リーグタイの34試合連続無失点を記録するなど飛躍した。
しかし今年は宮崎春季キャンプ序盤で右肩に違和感を訴え、ブルペン投球さえできなかった。今月に入ってウエスタン6試合に登板。通算6回6失点(自責5)、防御率7・50だが、連投もこなせている。
チームは今季、比嘉の不在や救援陣の不調が響き、逆転負けが20度。試合終盤での失点が目立ち、借金15の最下位に低迷している。
ただ、交流戦終盤に佐藤達や平野佳が徐々に復調。4連勝で挑む19日からの西武戦(ほっともっと神戸)。比嘉が戦列復帰を果たせば、ようやく勝利の方程式が整う。