ヤクルト山中プロ初星!打線が大量援護

 「交流戦、西武3-9ヤクルト」(12日、西武ド)

 爆発した打線よりも光ったのが、今季初先発のヤクルト・山中だった。6回3失点の粘投で、プロ3年目でつかんだ初勝利。お立ち台で「本当に疲れました。必死で投げた結果。打線の援護が大きかったです」と胸をなで下ろした。

 中村、森ら強打者が並ぶ西武打線に対し、下手投げで球速120キロ台の山中は「捕手の中村から『低め低めで1人ずつ投げ抜いてください』と言われた」ことを意識。五回には秋山に2ランを浴びたが、森を3打席連続三振に打ち取るなど要所を締めた。

 この日は西武の牧田と、最近では珍しくなった下手投げ対決。社会人時代の08年に対戦し、6回1失点の牧田に対し、山中は満塁本塁打を浴びるなどして敗れた。「目標にしている、すごい人。投げ合える喜びを感じて投げた」と、7年ぶりの“再戦”でリベンジを果たした。

 12年度のドラフト6位でソフトバンクに入団し、当初は開幕ローテに入ったものの結果を出せなかった。昨年7月にヤクルトへトレードされた。オフに手首の角度を上げて、球を上からたたきつけるイメージのフォーム改造が成功した。

 真中監督も「今後は相談して決めるが、1軍で投げられることをアピールできた」と高評価。サブマリンがチームを3位タイに浮上させた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス