原監督継投策ズバリ!菅野の穴埋めた
「交流戦、巨人2-1オリックス」(2日、東京ド)
強気の采配で白星をたぐり寄せた。巨人・原監督の継投策がはまり、1点差を逃げ切り勝利。首痛で離脱したエース菅野の穴を、若手の起用でしのいだ指揮官は「今日は田口とメンドーサで行こうと。予定通り。ナイスピッチングでした」とたたえた。
迷わずにスイッチした。1-0で迎えた五回の攻撃。1死無走者で、原監督は好投の田口に代打・大田を送った。「1-0できっ抗していたが、次にバトンを託すのがベスト」。六回からはプロ初登板のメンドーサをマウンドへ。キューバ出身の21歳は2回をパーフェクトに抑える快投で、期待にこたえた。
当初、この試合はエース菅野が先発予定だったが、首痛で登板を回避。原監督は「コーチ陣の推薦もあった」と、田口からメンドーサへとつなぐゲームプランを立てていたことを明かした。
メンドーサはキューバ代表にも選出されている有望株。21歳の新星は「夢を見ていたことが実現できた」と、勝利の余韻に浸った。
