G内海1軍合流 5日SB戦で今季初先発
巨人・内海哲也投手(33)が1日、ジャイアンツ球場で行われた1軍の先発投手陣の練習に合流。5日・ソフトバンク戦(東京ドーム)での今季初登板が濃厚となった。2日・オリックス戦には2年目の田口が先発。菅野、ポレダの出場選手登録抹消を受けたローテ再編だが、結果を残せなければ脱落のサバイバルが始まる。
オープン戦中に痛めた左前腕部の炎症も完治。遠投、ランニングなどで汗を流した内海は「やらないといけないという気持ち」と気を引き締めた。
5月30日にポレダ、31日に菅野が相次いで登録抹消。再調整のポレダと首痛の菅野について、斎藤投手コーチは最短10日間での昇格に前向きだ。エースの菅野と、5勝を挙げているポレダはすぐにでも1軍に欲しい選手。となれば、この間に結果の出なかった投手から交代となりそうだ。
内海も「先発陣が調子良かったし、素直に応援しつつ、早く1軍に加わりたかった」と語る一方で、表情に危機感をにじませた。「まずはしっかり結果を残さないと」。し烈な競争が、投手陣を活性化させる。