4番の仕事!ヤクルト畠山がサヨナラ打
「ヤクルト4-3DeNA」(21日、神宮)
4番の一振りで死闘にケリをつけた。延長十一回2死満塁。打席に立ったヤクルト・畠山は外角真ん中の直球をはじき返すと、打球は左翼を越えるサヨナラ打となった。チームは6度の延長戦で全勝、4度目のサヨナラ勝ちとなった。
「明日(22日)から広島遠征なので、チームの早く帰りたいという思いを背負って打った」という4番の一打。その前には相手が三塁ファウルグラウンドへの飛球を落とす幸運もあり「あれで生き返った。捨て身の気持ちだった」と笑った。
前戦までの6試合は21打数3安打と不振だったが、この日は初回に先制打を放つなど、当たりが戻ってきた。チームは5カードぶりの勝ち越し。真中監督は「これからガッと乗っていける感じ」と手応えを感じていた。